任意走行自動車単体のうるささと騒音源対策指標に関する検討
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概要
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道路交通騒音は改善の兆しが見えず, 依然として厳しい現状にある。特に幹線道路沿道では, 騒音が深刻な問題となっている。そこで任意走行する単体の自動車騒音対策のための指標を得るため, 自動車騒音源シミュレータを用いて自動車単体の「うるささ」とL_<max>の関係について心理評価実験を行った。その結果, 単体の自動車騒音に対する「少しうるさい」は定常走行で74dB, 加速走行で65dBである。次に道路交通騒音の実態を把握するため, 平日に1時間ごとの監視を行った。その結果から, 環境基準を満たすためには, すべての自動車単体の許容限度設定目標値を74dB以下に抑える必要性があるといえよう。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2000-10-20
著者
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