ソフトウェア工学における最近の研究動向 : 第17回ソフトウェア工学国際会議の報告を中心として
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概要
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本稿では,ソフトウェア工学における研究動向を,ソフトウェア工学国際会議(International Conference on Software Engineering: ICSE)でこれまでに取り上げられてきたトピックスに基づいて明らかにする.具体的には,過去16回のICSEで発表された論文の表題中に現れる主な単語の出現頻度を分析する.分析の結果,(1)Specification,Test,Model,Analysisといった用語は今日までコンスタントに用いられている,(2)Process,Formal,Reuseといった用語は,1980年代後半から今日までよく用いられている,といったことがわかった.更に,1995年4月24日から28日まで米国のシアトルで開催される第17回ICSEのプログラムを基に同様に分析した結果,Processが非常に多く用いられていること,及び,減少傾向にあったRequirementが再び多用されていることがわかった.
- 一般社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-05-19
著者
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