チームによるプログラム開発におけるデバッグ能力の実験的評価
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概要
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プログラム開発の現場では,通常,チームを編成してプログラム作成が行われる.そうした開発環境でのデバッグ能力の評価は基本的,かつ,重要な問題の1つである.デバッグ能力とはいかに効率よくバグを見つけて,それを直すかを測る尺度である.ここでは,チームによるデバッグ能力が「結合テストにおけるデバッグに要する時間」で近似できるという立場をとる.その下で,デバッグに要する時間を事前に予測するための評価尺度について議論する.この評価尺度が求まれば,かなり正確なプログラム開発計画の作成が可能になると期待できる.
- 1989-03-15
著者
-
鳥居 宏次
奈良先端科学技術大学院大学
-
菊野 亨
大阪大学
-
楠本 真二
大阪大学 大学院情報科学研究科
-
鳥居 宏次
大阪大学 基礎工学部 情報工学科
-
松本 健一
大阪大学基礎工学部
-
高田 義広
大阪大学基礎工学部
-
高田 義広
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科:(現)オムロン株式会社
-
松本 健一
大阪大学 基礎工学部 情報工学科
-
楠本 真二
大阪大学
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