構文木の比較によるプログラム開発履歴分析ツールの試作
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概要
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ソフトウェアの変更履歴はプログラムの各バージョンとして管理されるが,その情報を活用して保守作業を支援するためのツールは今まであまり提案されていない.本研究では,ソフトウェアの複数のバージョンを比較することによって得られる差分情報を基に,開発履歴を分析するツールを提案し,その試作を行なった.各バージョン間の差分は構文木の比較によって求められ,プログラムの構文情報に則した対応結果を得る.また,構文木の比較を用いることにより,複数のバージョンを通しての関数,ブロックの対応をとることも容易である.ここで得られる履歴情報を利用して,保守作業を支援することが考えられる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1994-09-08
著者
-
鳥居 宏次
奈良先端科学技術大学院大学
-
鳥居 宏次
大阪大学基礎工学部
-
井上 克郎
大阪大学基礎工学部
-
練 林
大阪大学基礎工学部情報工学科
-
荻原 剛志
奈良先端科学技術大学院大学
-
萩原 剛志
奈良先端科学技術大学院大学
-
練 林
大阪大学基礎工学部
-
会沢 実
大阪大学基礎工学部情報工学科
-
会沢 実
大阪大学
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