プログラム実行中にメモリをデータから暗黙的かつ効率的に解放する一方式
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概要
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計算機プログラムの実行中には, 必要なくなったデータに割り当てられているメモリ領域を, 他のデータのために解放する必要がある. このようなメモリの解放については, プログラマにメモリの解放を明示的に記述してもらわずに暗黙的に行なう方式が望ましい. そのような方式は, 従来より, 数多く提案されているが, システムを実現する上でそれぞれに問題がある. 例えば, ゴミ集めを行なう方式では, メモリが不足する度にプログラムの実行が一時中断すると言う問題がある. 本稿では, 従来の方式を比較して問題を列挙すると共に, それらの問題を解決した新しい方式を提案する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-05-28
著者
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