実証的ソフトウェア工学環境への取り組み
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概要
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近年,ソフトウェア開発に関するプロセスやプロダクトのデータを収集,分析し,改善を行うという実証的ソフトウェア工学の研究や実践が盛んになってきている.本稿では,実証的ソフトウェア工学の意味や動向を紹介する.また,文部科学省のリーディングプロジェクトの1つとして,実証的ソフトウェア工学の実践を支援する環境の構築を行っているEASEプロジェクトについて概説する.EASEプロジェクトでは,開発時のデータを収集し分析して開発者や管理者に提示するシステムEPMを構築している.EPMを用いることにより,対象となる組織のプロセス改善を少ない手間で効果的に行える.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2004-07-15
著者
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松本 健一
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
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井上 克郎
大阪大学大学院情報科学研究科
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鳥居 宏次
奈良先端科学技術大学院大学
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井上 克郎
大阪大学
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松本 健一
奈良先端科学技術大学院大学
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鶴保 征城
情報処理推進機構ソフトウェア・エンジニアリング・センター:高知工科大学情報システム工学科
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鶴保 征城
独立行政法人情報処理推進機構ソフトウェアエンジニアリングセンター
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鶴保 征城
独立行政法人情報処理推進機構
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鶴保 征城
独立行政法人 情報処理推進機構
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