ソフトウェア開発作業系列の形式的定義と誘導システムの生成
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概要
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本論文では文脈自由文法でソフトウェア開発における様々な作業の手順を簡潔に定義し,手順に従った作業環境を生成する方法を提案する.この方法によると,比較的自由度の大きな手順を容易かつ簡明に書くことができる.また,記述を元にした処理系を生成する際,通常用いられるようなプログラミング言語等による方法と比べて単純な制御構造で,実現できる.処理系の実現例として,メニューを用いて次に行うべき作業を順次選択し,作業の誘導を行う開発支援環境が記述から生成できる.本論文では開発過程の形式化の手法を理解・比較するための記述対象として提案され広く用いられている共通問題を,記述例としてとりあげ,作業手順の記述およびその支授環境の生成の例を示す.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-03-15
著者
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