パターン空間における探索を導入した動的輪郭モデル

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概要

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画像中から対象物の輪郭を抽出する手法として、エッジの強度に基づくエネルギーを最小化する方法があり、広くその有効性が示されてきた。しかし、目的とする輪郭以外の強いエッジに対して収束することやノイズに影響を受けやすいといった幾つかの問題点があった。これらは主に局所的なエッジ情報によってのみ探索を行っている事に起因していると考えられる。本報告では輪郭モデルに基づいて切り出し、正規化された画像によってパターンエネルギーを定義し、それを最小化する事によって目的とする輪郭をパターン空間上で探索する手法について提案する。また、提案手法を人間の唇の輪郭抽出に適用した例についても報告する。
2000-12-08

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