知的なインタフェースのための視覚機能の実現 : 動画像を用いた顔認識システム
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概要
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本稿では、知的なヒューマンインタフェースに重要な視覚機能を付与する顔認織手法について報告する。顔認織機能を持ったシステムの具体的事例を挙げ、認織方法における問題点を明らかにする。これまでユーザの正面顔を識別する方法として都分空間法を用いていたが、HIの観点からは表情や顔向きの変化の影響の少ない手法が必要であり、動画像を用いた相互部分空間法による顔の識別法を採用した。さらに、システムの小型化のためにPC上での実装を行ない、表情や顔向きの変化による影響と織別性能について評価を行なった。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-11-14
著者
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前田 賢一
(株)東芝研究開発センター
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山口 修
(株)東芝研究開発センター
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田中 英治
(株)東芝関西研究所
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前田 賢一
株式会社東芝研究開発センター
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福井 和広
筑波大学システム情報工学研究科
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前田 賢一
(株)東芝
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福井 和広
(株)東芝研究開発センター
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山口 修
(株)東芝
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