異常事態を考慮したインターワークフローシステムの提案

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概要

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近年, 多くの企業では, 業務の効率向上や自動化を目的とした「ワークフロー管理システム」が普及しつつある. しかし各組織ごとに固有のシステムを導入しているため, 複数の組織にまたがる連携業務に適用することが困難である. そこで, 昨年度著者らは個々のワークフローシステムを相互に連携することを可能とした「インターワークフローシステム」を提案し, ワークフローシステムが組織間で相互に連携可能であることを確認した. 今年度は, インターワークフローを実行中に相手組織の詳細な進捗状況を視覚的かつ定量的に把握することを可能にするとともに, 日程計画の変更を伴うような「異常事態」が発生した場合には, 業務の最終完成時期を維持する範囲内で期限を変更するなど, 運用管理を充実した完成度の高いインターワークフローシステムを構築する.
一般社団法人情報処理学会の論文
1999-01-25

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