個人/協同作業空間を貫くデータ移出入モデル
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概要
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今回著者らは,個人作業空間と協同作業空間との間でデータを移動することによりデータ管理方法に不連続性が生じてしまうという問題に着目し,個人作業空間と協同作業空間とを密に融合するためのデータ管理モデルを提案する.このモデルを実現するための核となる技術は,個人作業空間と協同作業空間にまたがったバージョン管理機構である.一つのオブジェクトは個人用バージョン群と共有バージョン群とを持て,個人用バージョン群は個人作業空間上に,共有バージョン群は協同作業空間上に置かれる.以上のようなデータ管理モデルをオブジェクト指向データベースシステムTeamware DB-IIのデータ管理構造に導入した.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1993-04-28
著者
-
岡田 謙一
慶應義塾大学理工学部情報工学科
-
松下 温
慶應義塾大学理工学部情報工学科
-
岡田 謙一
慶應義塾大学
-
市村 哲
慶應義塾大学理工学部計測工学科
-
紙田 剛
慶應義塾大学理工学部
-
松下 温
慶應義塾大学
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