ネットワーク社会におけるリテラシの検討 : JEITAサイバーリテラシー技術専門委員会の活動
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概要
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インターネットは、国家主権という国際社会の枠組みを超越しているために国籍が無い。しかしそのインターネットを用いたWebによる情報公開、e-ビジネス、金融商品、国際会計などの分野は国境を越えて進展している。そのようなグローバル社会を動かすインターネット上のルールを誰がどのようにして作り運営してゆくかは、極めて重要な課題であるが、そのためには超国家的な権力の枠組みの議論が必要とされ、早急な解決は困難である。他方、ネットワーク上のルールを形成する上で必要なことは、個人レベルのリテラシの確立である。ネットワーク時代にふさわしいリテラシが、ネットワーク社会の常識として位置づけられるならば、ネットワーク社会全体のルール、さらには、それらのルールを作成し、運営するパラダイムも見えてくるのではないか。本報告は、以上のような背景のもとに、今後のグローバルネットワーク社会において必要とされると考えられる、リテラシの問題を取り上げると共に、すでにその検討をすすめている研究調査グループの活動を紹介する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2002-09-20
著者
-
小林 龍生
ジャストシステムデジタル文化研究所
-
山口 琢
ジャストシステム
-
小林 龍生
(株)ジャストシステム
-
矢野 直明
サイバーリテラシー研究所
-
矢野 直明
サイバーリテラシー研究所:明治大学
-
大野 邦夫
ドコモ・システムズ(株)
-
山口 琢
(株)日立製作所
-
大野 邦夫
職業能力開発総合大学校
-
山口 啄
(株)日立製作所
-
大野 邦夫
株式会社安土
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