漢字・日本語処理技術の発展 : 仮名漢字変換技術(<連載>日本の情報処理技術の足跡)
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概要
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本稿では、日本の代表的な仮名漢字変換システムATOKの歴史に沿いながら、仮名漢字変換技術の変遷を概観する。全体を、黎明期(フレームワーク模索の時代)、規範性追求期(ATOK監修委員会の時代)、多様性追求期(多様なデバイスへの対応と方言対応の時代)に分けて記述する。記述の順序は一部時間的に前後関係が逆になる場合と重複する場合がある。また、仮名漢字変換技術も含め、日本語処理技術は、特に初期においては、パーソナルコンピュータ用ワードプロセッサソフトウェアに比して、ワープロ専用機がかなり先行していた時期があるが、この点に関しては別稿で森健一氏が論じられると思われるので、本稿では深く触れることをしない。
- 2002-10-15
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