線形言語のある部分言語族に対する多項式時間PAC学習可能性
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概要
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本研究において,線形言語のある部分言語族に対する所属性質問を用いた多項式時間PAC学習が,いくつかの条件のもとで可能であることを示す.学習対象となる言語族は,正則言語族とeven-linear言語族を真に含む.この学習対象の言語族に対して,以下のような2つの設定を考える.第一の設定は,学習対象を表す文法の生成規則の出現率のうち,もっとも小さな値とその文法のサイズが既知である場合である.第二の設定は,学習者は,ある小さな確率で終了しないことが許される場合である.どちらの設定においても,学習対象となる言語族は,所属性質問と代表部分集合から多項式時間厳密学習を行うアルゴリズムを用いて,効率的にPAC学習可能である.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2004-06-22
著者
-
但馬 康宏
東京農工大学共生科学技術研究院先端情報科学部門
-
小谷 善行
東京農工大学共生科学技術研究院先端情報科学部門
-
小谷 善行
東京農工大学大学院工学府
-
但馬 康宏
東京農工大学大学院工学府
-
小谷 善行
東京農工大
-
寺田 松昭
東京農工大 大学院共生科学技術研究院
-
寺田 松昭
東京農工大学大学院共生科学技術研究部システム情報科学部門
-
但馬 康宏
東京農工大学 工学部 情報工学科
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