PHSを用いた地理的位置の把握
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概要
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近年, PHS(Personal Handy-phone System)の普及は目覚しく, 携帯電話と比較して, 携帯電話では無線基地局当たり半径1.5〜数Kmの広域エリアをカバーしているのに対し, PHSでは半径100〜数百m程度の極小ゾーン(マイクロセル)構成である. またPHSではユーザーの集まる地域に主に設置されている. 本研究ではPHSのマイクロセル構成に着目し, 徘徊癖のある老人や迷子の捜索, 製鉄所や石油化学プラントといった工場内や工事中のトンネル内や建設中のビルなどでの作業員の位置確認, また病院で頻繁に移動している医者や看護婦などの居場所の把握, 現金や宝石などの輸送車, 宅配業者やタクシー会社などの車両, 営業社員の位置を確認するといった様々な用途に用いられる位置検出の方法について述べる.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 1997-03-12
著者
-
岡田 謙一
慶應義塾大学理工学部情報工学科
-
重野 寛
慶應義塾大学理工学部
-
松下 温
慶應義塾大学理工学部情報工学科
-
岡田 謙一
慶應義塾大学
-
重野 寛
慶應義塾大学
-
大森 博雄
慶應義塾大学
-
兪 衛東
慶應義塾大学
-
松下 温
慶應義塾大学
-
藤巻 貴宏
慶應義塾大学
-
清松 和明
慶應義塾大学
-
清松 和明
日本電気株式会社制御システム事業本部通信制御システム事業部基本技術開発部
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