可変長パケット方式による音声データ統合LAN

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概要

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音声データ統合型LANにおいては、音声の持つ実時間性を保ちながら、いかにデータを効率よく伝送するかが問題となる。現在ではミニパケット方式を採用し、音声とデータの統合をはかっている。しかし、LANのような規模の小さなネットワークにおいて実時間性を要求するタイプのトラフィックが少ない場合は、パケットを小さくする必要性がなく、パケット内の制御情報によるオーバーヘッドを減らした方が経済的である。この様に考えると、ネットワークの状態を監視して、その状態に最も適した方法でトラフィックを送る方が都合がよく、また規模が小さいほどそのような送信方法を実現できる可能性や合理性が増加する。そこで我々は、トークンリング方式をベースにし、パケットサイズを動的に変化させることによって音声の実時間性を保ちつつバーストデータにも対応できる統合型LANを提案する。
一般社団法人情報処理学会の論文
1990-03-14

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