連想アクセスとデータ共有のためのPilotCard

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概要

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データベースにおいては、共有するデータを利用するだけでなく、私的な情報やデータの関連を付加した個人環境を持てる事が望ましい。気になったデータや、再び参照する可能性のある箇所などを明示しておく概念を総称してDog-earと呼ぶ。また、リンクを張る機能をもたせ、ユーザの主観でデータに関連を持たせる事ができる。そのような環境を実現するインターフェースの機能としてPilotCardを構築した。PilotCardの持つ主な機能は、次の通りである。(a)簡単なメモが記述でき、Dog-earが実現できる。(b)リンクの始点として、関連事項へアクセスする事ができる。(c)PilotCardを用いてポインタを渡されるので、データ共有を実現するための手段となる。以下、PilotCardを中心に、システムのインターフェースについて述べる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1990-03-14

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