unixのリアルタイム性向上へのアプローチ[2]

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概要

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unixはエンジニアリングワークステーション用のOSとして産業標準の地位を得つつある。しかし、unixは元々TSS向きに開発された為に、ワークステーションで要求されるマンマシンインタラクションに対する即応性に問題があり、プロセス管理方法などの改善が要求されでいる。更に、プロセス管理方法を改善した場合にも応答性向上が阻害される原因として、入出力の処理速度が問題になってくる。ワークステーションにおいて入出力処理時間が大きい理由としては、マルチメディア処理に伴うファイルの大容量化に対してunixのファイルシステムがそのような大容量ファイルのアクセスに向いていないことが挙げられる。ここでは、unixに対してリアルタイム性を向上させることを目的とした、ファイルシステム及びそのアクセスメソッドの改善方法について述べる。
一般社団法人情報処理学会の論文
1986-10-01

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