広域IPネットワーク上での高信頼通信手法の評価
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概要
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プラント制御などの産業システム分野では,広域IPネットワークを用いた,低コストな遠隔監視制御システム構築の要求がある。しかし,広域IPネットワーク上では,その性質上,宛先ホストへのデータ到達保証はなく,経路途中でのデータ消失や転送遅延が頻繁に発生し,一定時間内に確実にデータが到達する必要がある産業システムへの適用は困難である。本研究では,広域IPネットワーク上で制御用通信を実現するために,送信データを複製し,個々のデータを異なる転送経路を明示的に指定したパケットで配送することで,複数経路使用による冗長化実現手法を提案している。本論文では,本手法のネットワークシミュレーション結果を示し,その有効性を評価する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2002-02-14
著者
-
落合 真一
三菱電機株式会社情報技術総合研究所
-
中西 茂利
三菱電機(株)情報技術総合研究所
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山口 義一
三菱電機(株)情報技術総合研究所
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落合 真一
三菱電機(株)情報技術総合研究所
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山口 義一
三菱電機(株)
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