システム縮退動作を可能とする分散ミドルウェアの設計(セッション8-B : ミドルウェア)
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概要
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近年、センサデータ処理システムなど、高いリアルタイム性能を必要とするシステムに、システムの一部に故障が発生しても性能を維持しつつ処理継続を実現することが求められている。このようなシステムでは、故障を素早く検出し、性能を高速に復旧することによって性能縮退時間を極力短くすることが重要である。我々は、大規模センサ信号処理システムに対し、システムの一部に故障が発生した場合には、重要度の低い計算資源を重要度の高い処理に割り当てることにより、重要度の高い処理のリアルタイム処理継続を可能とするミドルウェアを設計した。本ミドルウェアでは、システム構成情報伝達の効率化による短時間でのCPUの移行、故障により発生する演算データの紛失の防止、通信APIの提供による高信頼アプリケーション作成の容易化を実現する。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2005-03-22
著者
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