分散処理環境へのネットワーク管理の適用に関する一検討

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概要

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計算機の小型化・高機能化・低価格化と、計算機ネットワークの急速な発展にともない、異機種の計算機を多数ネットワークに接続し、相互に通信することが可能となってきた。今後は、単に相互の通信だけでなく、処理を分散して資源の有効利用を図る分散処理(Distributed Computing)の実現が必要になると考えられる。分散処理の実現には、RPC(遠隔手続き呼び出し)などの各種の技術が必要であるが、資源の有効利用という観点からネットワーク管理は特に重要な技術である。しかし、分散処理は基本的に処理を分散するのに対して、管理は集中的に行うと言う背反的な側面があり、それらの融合は容易ではない。本稿では、分散処理環境へのネットワーク管理の適用について検討した結果を報告する。
一般社団法人情報処理学会の論文
1991-02-25

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