軟腐病菌 (Erwinia carotovora) の系統に関する研究 : II. 鞭毛抗原及び菌体抗原の熱による不活性化について
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概要
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1. Researches were made on heat inactivation of flagellar and somatic antigens of Erwinia carotovora against agglutination reaction, with the results mentioned below. 2. Flagellar antigens of 12 serotypes, heated in distilled water at 50°to 80℃ for 10 min., and agglutinated by their homologous antisera, proved to be inactivated by heating at various degrees of temperatures from 58°to 78℃ according to serotypes, these inactivation temperatures being repetitious within a limit of ±1℃. 3. Differences of inactivation temperatures corresponding to antigenic components in a flagellar antigen were demonstrated to exist in some serotypes. 4. In serotype K, the flagellar component a was inactivated at 75℃ in the existence of k and c components, although the former was in-activated at 63℃ in the case of a alone. This difference of the inactivation temperatures appeared to owe to a mutual effect between the flagellar components of serotype K on the thermal inactivation against agglutination reactions. 5. Somatic antigens of a non-flagellated strain, inactivated by heating at 55℃ for ten minutes, lost their agglutinativity. 6. In most serotypes, isolates agglutinated with O-antiserum prepared b injections of bacteria heated at 100℃ for one hour were lesser in number than those agglutinated with OH serum. But, in serotype D, this relation was reverse. These were responses due to the layer construction of somatic antigen components
- 日本植物病理学会の論文
- 1957-12-31
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