静止画像を用いた狭帯域ネットワーク用多地点会議システム(<特集>分散協調支援とその応用)
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概要
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本論文では, 動画像の代わりに9方向の静止画像を用いた擬似的な視線認識と, 腕メタファを用い会話空間と作業空間の連続化を試みた"DesktopMAJIC"および"BrowserMAJIC"について述べている.DesktopMAJICでは, 前もって転送された9方向の静止画像を会議中に動的に切り替え, ユーザが注意を向けた, あるいは操作しているオブジェクトの方向を向いた静止画像を表示する.また, 共有ウインドウ上の複数のマウスポインタとその所有者の画像を指示しているポートレイトウインドウを腕のように結ぶことにより, 誰か何をしているかを直感的に理解できるように考慮されている.BrowserMAJICはDesktopMAJICとほぼ同じ機能を持ち, さらにWWWブラウザ上で動作することが可能である.これらのシステムはネットワーク負荷が非常に小さいので, 通常の電話回線や無線ネットワークで動作することが可能である.
- 1998-10-15
著者
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