<原著>S状結腸切除術におけるクリティカル・パス適用の効果
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概要
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The effects of critical path is to standardize the patient care process, shorten the length of the hospitalstay, and satisfy patients with full information on the care schedule. In our surgical department, critical pathfor sigmoid colon cancer has been applied since 1998, by which surgeons and nurses understand the treatmentschedules of each sigmoid colon cancer patient as common knowledge. To evaluate its effect, variousparameters were compared between nine cases who were operated on between 1999 - 2000 and treated using the critical path (post-path group), and nine cases who were operated on between 1992 - 1994 and treatedwithout path (pre-path group). As a result, the average hospital stay has significantly decreased from 30.6 to21.9 days, and the duration of antibiotic administration from 7.5 to 4.4 days in the post-path group.Furthermore, the removal of the nasogastric tube, and the postoperative oral water intake were significantlyearlier in the post-path group. With respect to the standardization of the care process, the dispersions in eachparameter of the two groups were compared using the F test. Among seven out of thirteen parameters, thedispersion in the post-path group was significantly smaller, so standardization seems to be accomplished withthe implementation of critical path. Critical path is a powerful tool with which to improve the efficiency andstandardization of sigmoid cancer patient management in hospital care.
- 秋田大学の論文
著者
-
伊藤 登茂子
秋田大学大学院医学系研究科保健学専攻
-
煙山 晶子
秋田大学医学部保健学科看護学専攻
-
煙山 晶子
秋田大学医療技術短期大学
-
浅沼 義博
秋田大学医学部保健学科
-
伊藤 登茂子
秋田大学医学部保健学科
-
浅沼 義博
秋田大学大学院医学系研究科保健学専攻臨床看護学講座
-
伊藤 登茂子
秋田大学 医技短大
-
浅沼 義博
秋田大学医学部
-
煙山 晶子[他]
秋田大学医療技術短期大学部
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