桃の肥料三要素吸収量の季節的変化
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概要
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1. 桃(3年生高陽白桃, 7年生箕島白桃)樹上葉の三要素吸収量の季節的変化を1957年4月より9月に亘つて調査し, 時期別吸収量の変異について考察した。2. 1樹全葉中の肥料成分吸収量は枝葉の発育増加に伴つて増大し, 8月頃より減少する傾向がある。時期別吸収量の変異は, N, Pでは5-6月に最高となり, 8月以後減少するが, Nの吸収量変異は大きく, Pはその変化は僅少である。Kは5-6月最高となり以後稍減少するが, 新梢生長哀退の初期に再び増加し, 8月下旬以降減少する傾向がある。3. 葉中の時期別含量はP, Kは4月の初期に高く, Nは6-7月が高いが, 9月以降三要素共減少の傾向がある。
- 京都府立大学の論文
- 1958-08-01
著者
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