<原著>看護基礎教育課程における学生の同一性形成に関わる経験の分析 : 臨床経験2年目の看護婦の面接調査から
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概要
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本研究は,看護基礎教育課程における学生の同一性形成に関わる経験を帰納的・質的に概念化し,得られた結果をもとに,同一性形成という視点から,看護学教育の現状について考察することを目的とした。対象は,看護基礎教育課程卒業後2年目の臨床看護婦6名である。データ収集には半構造化面接法,分析にはGrounded Theory Approachを用いた。その結果,同一性形成に関わる経験として<社会性の獲得>,<自己の可能性と存在意識の発見>,<自己の受け入れと解放>,<意志決定への試行錯誤>という4項目の概念が発見できた。これらの結果をもとに,同一性形成という視点から,看護学教育の現状について考察した。
- 千葉大学の論文
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