9D03 肢体不自由特別支援学校におけるタブレット端末活用に関する検討(特別支援教育の実践と研究I,課題研究)
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概要
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近年,特別支援教育においてiPadをはじめとしたタブレット端末の利用が急送に広まっている。そこで,平成24年度に全国の肢体不自由教育部門が設置されている特別支援学校の校(291校)及び分校(25校)に対して行ったアンケート調査の中で,タブレット端末の利用に関する4項目について整理を行った。回答のあった231校中139校はタブレット端末は1台も無い状況であったが,タブレット端末利用に対する期待は大きく,導入に際してさまざまな課題もあげられていた。整備した台数に対しては台数が多い学校でも十分ではないと答えている一方で,少ない台数でも十分であるという学校もあった。また,利用方法としてはVOCAとしての利用方法が多く,児童生徒が支援機器として使う使い方が多く見られた。これらの結果から,タブレット端末利用に対して多くの期待がある一方で環境の整備が不十分であり,活用の情報を提供する必要性が示唆された。
- 日本教育情報学会の論文
- 2013-11-09
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