チタン製前面板を有する堅牢型ハイドロホンの特性改善に関する検討 : 試作及び集束音場における非線形歪の測定(音響・超音波サブソサイエティ合同研究会)

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概要

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チタン製前面板の裏面に水熱合成PZT多結晶膜を製膜して新たな堅牢型ハイドロホンを作製した。このハイドロホンはHIFUによって形成された強力な超音波音場を測定しても損傷はなかった。我々はMASONの等価回路と数値シミュレーションを用いて受波特性の改善を目指した新型ハイドロホンを設計した。固有音響インピーダンスが約20MRay1のパッキング材を用いてフラットかつ高感度の受波感度の周波数特性を得ることかできる。そこで今回、我々は約24MRay1の固有音響インピーダンスを持つ錫棒をパッキング材として用いた新型ハイトロホンを試作した。直径100mmの凹面型集束超音波振動子の集束音場の焦点を我々が作製したハイドロホンを設置して、出力波形を測定した。その結果、この新型ハイトロホンでHIFUのような高強度の超音波の焦点において非線形歪みを含む受信波形を観測することに成功した。
2013-01-17

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