フルオンライン学習における学生ノートの記述内容分析(インタフェース技術と学習支援システム/一般)

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概要

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フルオンライン学習の環境における学習者の理解過程を調査するため,受講者に学習内容についてノート記録を求め,その内容を言語的な分析によって検討した.フルオンライン学習で用いた教材は,スライドと解説音声であることから,スライドの文字情報と解説音声原稿の文字情報をそれぞれ分析した.その結果,ノート記録語数は,スライド表示用語数とともに増加したが,音声の用語数については記録は限定的であった.また,ノート記録の用語数は,ノート評定による学習者の2群間で違いが見られ,ノート記録に関するスキルの違いが,ノート記録における定量的な違いとして現れた.ノートに記録された用語の特徴から,提示情報と記録された文書の特徴を比較したところ,音声の用語を考慮する場合としない場合,さらにノート評価の2群間で違いが見られた.
2012-05-19

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