ニカメイガ幼虫リン脂質の季節適応
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概要
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Overwintering larvae of the rice stem borer, Chilo suppressalis obtains freezing tolerance to about -25℃ by the accumulation of glycerol in the haemolymph and replacing water with glycerol in the cell through the water channel during freezing. Moreover, when fat body tissue was frozen with an inhibitor of the water channel, the degree of freezing injury in overwintering larvae was significantly lower than that in non-diapausing larvae. In the present study the qualitative and quantitative changes of phospholipids in the last instar larvae of the rice stem borer were examined in summer and winter. Results showed that the total amount of their phospholipids did not change significantly between summer and winter and that the sum of phosphatidylcholine (PC) and phosphatidylethanolamine (PE) comprised about 85% of their total phospholipids. In summer, the ratio of the PE to PC was almost one, while from autumn to mid winter it increased and reached three in February. The fatty acid compositions of PC hardly changed, and their percentage of unsaturated fatty acids did not exceed 50%. In contrast, the percentage of unsaturated fatty acids of PE in overwintering larvae increased up to 80% as ambient temperatures fell and oleic acid mainly contributed to the high percentage of unsaturation.
- 低温生物工学会の論文
- 2010-10-15
著者
-
片桐 千仭
北海道大学・低温科学研究所、低温基礎科学部門
-
園田 昌司
岡山大資生研
-
積木 久明
岡山大学・資生研
-
片桐 千仭
北海道大学低温科学研究所
-
積木 久明
岡山大学資源生物科学研究所
-
園田 昌司
岡山大学資源生物科学研究所
-
泉 洋平
岡山大学資源生物科学研究所
-
泉 洋平
岡山大学資源植物科学研究所
-
園田 昌司
岡山大学資源植物科学研究所
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