ニカメイガ第2世代幼虫による水稲の被害に対する深水栽培の影響
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
To investigate the effects of deep water culture of rice plants on the injury of the rice stem borer, Chilo suppressalis in its second generation, the rice plants were cultured in the water controlled 0,5,10,and 20 cm-depth for 40 days from the beginning of September to the middle of October after the eggs and the first instar larvae were inoculated on the rice plants. The injury, number of larvae and yields were surveyed at the time of harvesting. Percentages of the stems injured in rice plants cultured in the water of 0,5,10,and 20 cm-depth were 56.4,66.0,37.3,and 22.4%, respectively. That is, the injury of the second generation larvae decreased with depth of water except for 0 cm-depth. The yields were inversely correlated to the percentages of stems injured. Similar results were obtained in the field experiments in which the water depth was controlled 1-5 cm or 15-20 cm. However, effectiveness of deep water culture on the yields was not observed, although the percentages of stems injured were significantly different between shallow and deep water culture. This result seemed to be due to low level injury of the rice stem borer in experimental plots.
- 日本応用動物昆虫学会の論文
- 1985-05-25
著者
関連論文
- F312 オオタバコガの冷温障害
- B208 オオタバコガ非休眠蛹における各組織の低温障害
- J222 スクミリンゴガイの耐凍性、および凍結要因の評価
- 忌避剤を用いた果実吸蛾類によるモモ果実への被害防止に関する研究
- 交信攪乱法によるニカメイガの防除
- I102 コナガの合成ピレスロイド剤抵抗性および感受性系統におけるナトリウムチャネル・アルファサブユニット遺伝子の選択的スプライシング
- F311 ニカメイガイネ個体群とマコモ個体群間の低温耐性の比較
- I212 ナシ果実に含まれる匂い成分に対する果実吸蛾類の誘引
- G205 ニカメイガのイネとマコモ系統間における交尾行動と概日リズムの比較
- E224 コナガの野外個体群における合成ピレスロイド剤抵抗性に関わるナトリウムチャネル遺伝子変異について
- E223 合成ピレスロイド剤抵抗性コナガはオルタナティヴ・スプライシングによって抵抗性型と感受性型のナトリウムチャネル転写物を発現している
- C103 スクミリンゴガイの耐寒性上昇に伴う体内成分の変化
- B211 ニカメイガ幼虫における越冬中の脂質の変化
- S141ニカメイガ幼虫における凍結障害と回避機構(小集会)
- J119 モモの匂いに対する果実吸蛾類の反応に及ぼす忌避物質の影響(一般講演)
- D221 コナガのキチン合成阻害剤抵抗性に関与するグルタチオンS-トランスフェラーゼ遺伝子の解析(II)(一般講演)
- B124 ニカメイガ幼虫における脂質の変化II(一般講演)
- B123 オオタバコガの非休眠系統の低温耐性と糖含量について(一般講演)
- H209 忌避剤による果実吸蛾類の忌避反応について(一般講演)
- D311 コナガのキチン合成阻害剤抵抗性に関与するグルタチオン-S-トランスフェラーゼ(GST)遺伝子の解析(一般講演)
- F105 オオタバコガの休眠率と幼虫期間との相関(一般講演)
- G302 細胞内共生細菌を除いたアブラムシの低温下の生存率(生理学 生化学)
- カキクダアザミウマの産卵要因の解析
- ビールムギのアブラムシ抵抗性とグラミン含量
- F219 低温下のアブラムシの生存に及ぼす細胞内共生細菌の影響(生理学・生化学)
- ソルガムのヒエノアブラムシ抵抗性 葉面ワックスと栄養成分
- K114 抵抗性と感受性オオムギにおけるムギミドリアブラムシの増殖と選好性の比較(寄主植物・選好性・耐虫性)
- E10 オオムギのアブラムシ抵抗性要因としてのグラミン含量(生理活性物質)
- F12 オオムギの耐アブラムシ性要因 : 5.葉の色と表面ワックスについて(発生予察・被害解析)
- オオムギの耐アブラムシ性要因 : IV.系統間での遊離アミノ酸含量の差異
- ミナミキイロアザミウマの低温耐性 : I.冬期と夏期個体群の低温下での生存期間
- B34 オオムギの耐〓性要因 : 1.耐性物質の検索法(寄主植物選好性・耐虫性)
- ニカメイガ第2世代幼虫による水稲の被害に対する深水栽培の影響
- ニカメイガにおけるグリコ-ゲン代謝系路について
- ニカメイガ幼虫における体液中のグリセロールとトレハロース含量に及ぼす低温の影響
- ニカメイガ非休眠幼虫における14C-glucoseと14C-UDPGの代謝
- 248.ニカメイガの越冬生理,遊離の糖とアミノ酸含量の変化
- 211. ゴミムシグマシ類の含有キノンの類似性
- 246. 殺虫剤処理によるワモンゴキブリの中毒時における各組織の遊離アミノ酸含量の変化
- ニカメイガ幼虫リン脂質の季節適応
- F21 昆虫類の防衛物質とその類縁物のアリに対する作用(フェロモン・生理活性物質)
- B22 昆虫類の防御物質と類縁物質が雀の摂食に及ぼす効果(フェロモン・行動制御)
- ハネカクシ類の防御物質分泌器官
- オサムシ類成虫の尾部防御分泌系の比較
- F34 ハネカクシ亜科の尾部分泌腺からのアクチニジン(生理活性物質)