脳波の情報構造解析のための一方法 : 野菜摂取時の脳波変動を例として(生命現象,一般)
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概要
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脳波測定装置(Brain Builder Unit)から得られる脳波情報には,取得した時間及び各脳波成分の微弱な電圧値が含まれる.このデータ群はリアルタイムで取得され,測定後に1つのCSV形式リストファイルとして書き出される.このデータを基にして各種工程により,脳波の直交情報を抽出して分散分析を行い,対象が脳波に影響を与えたかどうかの有意性の判定を行う.応用例として,野菜摂取時の脳波を測定して分散分析を行い,その影響が統計的に有意なことを示すことができた.しかしながら,脳波情報の構造解析から分散分析を行うまでに必要な工程は,Excelによる手作業が主であり,多大な時間・労力を要することが問題となっている.これら煩雑な手作業工程をプログラムで自動化できれば,解析毎に要するこれらコストを大幅に削減できると考えられる.そこで本論文では,脳波測定装置から得られたデータ加工ための自動化アルゴリズムを提案し,それを基にしたプログラムについても説明する.
- 2009-03-03
著者
-
網代 孝
東洋大学植物機能研究センター
-
山内 明子
伊豆海洋科学研究所
-
下村 講一郎
東洋大学植物機能研究センター
-
山本 浩文
東洋大学植物機能研究センター
-
上條 賢一
東洋大学植物機能研究センター
-
下村 講一郎
東洋大学生命科学部
-
下村 講一郎
国立医薬品食品衛生研究所・筑波薬用植物栽培試験所育種生理研究室
-
上條 賢一
東洋大学大学院生命科学研究科生命科学専攻
-
下村 講一郎
東洋大生命科学部
-
上條 賢一
東洋大学大学院生命科学研究科
-
上條 賢一
東洋大食環境
-
山内 明子
伊豆海洋科学研
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