離散時系列におけるLFD・LCR解析 : 層別海水温変動への応用(テーマセッション「ランダムネスと予測〜その基礎と応用」及び一般, ランダムネスと予測-その基礎と応用1)

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概要

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局所的フラクタル次元LFDや局所的寄与率LCRを、一種の特徴インデックスとして用いれば、離散時系列における「変動のクセ」を定量化できると考えられる。既にこの方法は「スライド式計測法」として提案されており、その応用例もいくつか示されている。本論文では、伊豆半島周辺の海水温における各深度間の差時系列に着目し、LFD解析及び移動平均法による現象解析を試みた。その結果、梅雨期における一つの特徴を見出し、それに続く夏の「暑冷予測法」を考案した。また、フラクタル性の度合いを示すLCRの応用例も示した。
2005-11-11

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