物質量とモルに関る教具-開発と利用-の研究
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概要
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前報(23巻1号)では,高校化学における物質量とモルの指導案を検討した。本論文では,この指導案をもとに,授業実践をするための教具を研究する。第1節では,物質量に関る教具の考え方と開発法について考察する。第2節では,生徒が手作りするモデル実験「豆世界」を提案する。この製作実験では「小豆」と「いんげん豆」を化学物質に見立てる。物質量とモルに関る教具は,物質の「つぶ構造」を学習者に意識させるものでなくてはならない。A previous paper (VOI. 23, No. 1, 2003) proposed an instruction plan for teaching chemical amount and the mole in school chemistry. This paper deals with teaching tools for the instruction plan. The first segment describes how to design and how to develop tools for teaching chemical amount. The second section addresses a model made by hand for high school students; this modeling experiment concerns 'amounts' of red and kidney beans as two kinds of chemical substance. It should be noted that the tools for teaching chemical amount and the mole have to present 'corpuscular concept (granularity) of matter' to the learners.
- 上越教育大学の論文
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