高等学校化学教材・資料集の電子ファイル化への取り組み

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概要

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化学の学習では種々の化学変化が扱われる。その化学変化について理解することが必要であるとともに,物質の性質を理解するうえで,化学変化の様子を知ることは重要である。また,学習の過程において化学変化の様子を振り返って考えることが必要であるが家庭での学習において化学変化を観察することは困難である。そこで,化学変化の様子をmpegで記録し,CD化することによって家庭にあるコンピュータを学習用の機器としても活用することを目指した。また,このように映像をデジタル化することによって一瞬の変化も停止させて観察することも可能になるなど理解を促進する効果が期待できる。さらに,VRMLを利用することによって分子モデルなどを3D-CGとして提供することも可能であり,分子の形や性質などへの理解も深まることが期待できる。
金沢大学の論文

著者

樫田豪利
金沢大学教育学部附属高等学校

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