ラフィノースの酵素分解に関する研究 : 第3報 集積培養によって得た細菌のα-ガラクトシダーゼの生成
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概要
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新たに集積培養によって分離した細菌(菌株M12)を用いてα-ガラクトシダーゼ生成の条件を検討した。この菌株は,振盪培養することにより,菌体収量,酵素生成量共に,静置培養の場合の約2.5倍であった。この酵素は抽出され難く,不溶性酵素として,反復使用の可能性もあると考えられる。この酵素の生成に対する,培養時の炭素源としてラクトースがすれぐており,その濃度を0.5〜1.0%とした時,最高であった。窒素源としては,ペプトン,カサミノ酸,酵母エキスが適していた。また,この酵素の生成には,保存培養および,前培養の条件が大きく影響していることが判明した。
- 帯広畜産大学の論文
- 1970-11-25
著者
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