当社における条件体の金額死亡率
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概要
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われわれは,当社の1976年度から1988年度までの13年間の条件体契約について,金額死亡率を中心に,件数死亡率と比較しつつ,条件付契約の原因となった要因と死因との関係を性別および年齢階級別に検討した。死亡指数においては,金額死亡指数は件数死亡指数に比べ全体に高くなるが,その傾向は女性と39歳以下に顕著であった。実死亡の要因別占率では,金額,件数ベースとも消化器疾患と,血圧の占率が高かった。女性では腫瘍の占率が金額,件数ベースとも高く,40歳以上では金額ベースで循環器疾患の占率の増加が目立った。実死亡の死因別占率では,金額,件数ベースとも,要因にかかわらず悪性新生物の占率が高かった。この結果から,悪性新生物に対する選択が,特に高額申込には必要であると考えられた。
- 日本保険医学会の論文
- 1992-12-15
著者
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