血圧値別にみた疾病入院の給付率について
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概要
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血圧値別の疾病入院給付率について,保険年度別,年齢別,男女別に検討した。観察範囲は,昭和51年度より平成2年度の契約で,1〜15年の観察を行った。観察対象は,嘱託医・社医診査及び,健康管理証明書扱いにかかわる標準体および高血圧単独欠陥の標準下体である。最大血圧・最小血圧により,全体を4つの区域に分け,各区域ごとに保険年度・年齢・性別に,入院給付指数を検討した。この結果,(1)男女とも第12保険年度まで,入院給付指数は増加し,以後低下した。(2)男女とも高血圧域になるほど給付指数が高く,また保険年度による増加率も大きくなる傾向が認められた。(3)観察した全保険年度にわたって男性の給付指数は女性より高かった。
- 日本保険医学会の論文
- 1993-12-15
著者
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