FPGAを用いたGF(2^<4m>)での拡張ユークリッドアルゴリズムの実装に関する検討(リコンフィギャラブル応用II)

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概要

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近年, 楕円曲線上の写像であるTate pairingを用いた暗号プロトコルが多数提案され, これをFPGAで高速に実装する試みが注目されている.これらの処理をハードウェアで実装する場合, 定義体がその処理性能に大きく影響すると考えられる.本論文では定義体の標数が2の場合について, Tate pairingの性能上のボトルネックとなっている拡張ユークリッドアルゴリズムを実装し, 他の定義体の実装と比較した.また, 標数2の拡大体における乗算の並列アルゴリズムを検討し, その効果を評価した.その結果, GF(2^<4m>)上での拡張ユークリッドアルゴリズムは1.07msで処理できることを示し, ソフトウエアでの実装よりも有利であることを明らかにした.
2005-09-09

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