PHS伝送路におけるITU国際標準8kbit/s CS-ACELPの品質評価
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概要
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携帯電話が急速に普及し、手軽なPHSによるサービスも広まりつつある。PHSは32kbit/s,ADPCMを用い、高品質の通信を実現している。PHSは携帯電話より高速のディジタル伝送能力が得られているため、これらを生かしたサービスが求められる。われわれはこれまで8kbit/s音声符号化方式(CS-ACELP)を検討し、95年にITU標準(G.729)として採用された。このCS-ACELPをPHSに用いれば、8kbit/sでADPCMと同等の音声品質を実現できるため、残りの24kbit/s分を画像データーなどの他のメディア振り分け、PHSをマルチメディア対応の方式に拡張できる。このためPHS方式の伝送特性に対応した伝送路符号方式を選び、トータルの音声品質を明らかにする必要がある。本報告では、CS-ACELPをPHSに適用した時の伝送路誤りに対する品質を評価した。また、システムに付加されているCRCを用いた簡単な誤り対策について検討した。
- 1996-09-18
著者
-
片岡 章俊
日本電信電話株式会社NTTサイバースペース研究所
-
片岡 章俊
Nttヒューマンインタフェース研究所
-
栗原 祥子
NTTヒューマンインタフェース研究所
-
林 伸二
NTTヒューマンインタフェース研究所
-
林 伸二
尚美学園大学芸術情報学部情報表現学科
-
栗原 祥子
日本電信電話株式会社 Nttサイバースペース研究所
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