複数仮想音源を用いた適応型マイクロホンアレー
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概要
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本論文では,複数の仮想目的音源を用いて適応型マイクロホンアレーの感度を拘束することで,目的音源が移動する場合でも安定に収音が行える方法を提案した.適応型マイクロホンアレーは,高い雑音抑圧を得ることができるが,従来の適応形マイクロホンアレーでは,目的音源移動時に,目的音の劣化や雑音の増加が生じるという問題があった.提案法では,複数の仮想目的音源を用いて収音範囲に対する感度を拘束することにより,収音範囲内で音源が移動しても,目的音の劣化や雑音の増加を生じることなく安定した収音を行うことができる.この効果は,提案法と従来法を比較するシミュレーションにより確認を行った.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2003-04-01
著者
-
古家 賢一
日本電信電話株式会社NTTサイバースペース研究所
-
片岡 章俊
日本電信電話株式会社NTTサイバースペース研究所
-
片岡 章俊
日本電信電話株式会社nttサイバースペース研究所:龍谷大学理工学部
-
片岡 章俊
日本電信電話(株)nttサイバースペース研究所
-
小林 和則
日本電信電話株式会社NTTサイバースペース研究所
-
小林 和則
NTTアドバンステクノロジ
-
古家 賢一
日本電信電話株式会社 Nttサイバースペース研究所
-
古家 賢一
日本電信電話/nttサイバースペース研究所
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