音声特徴量並行送信によるバーストパケットロス耐性の向上(一般)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ベストエフオート型ネットワークにおける音声のバケット通信では、パケットロスが品質劣化の主な要因となっている。ある程度誤り率の低いランダムなパケットロスに対しては、パケットロスコンシールメントとしてITU-T G.711 Appendix Iを利用することが一般的となっているが、複数のフレームが連続したバースト的なパケットロスに対しては、十分な品質を確保することが難しい。本稿では、聴覚的に影響の大きい音声特徴量をフレーム(20ms)あたり2バイトで並行送信して保護することにより、バーストパケットロス時でも、通話品質を維持できる手法を提案する。主観評価試験の結果、パケットロス率20%、3フレーム(60ms)連続バーストロスの条件において、従来法に比べて等価Q値で約10dBの改善が得られ、実用的な品質を維持することができた。
- 2004-11-19
著者
-
片岡 章俊
日本電信電話株式会社NTTサイバースペース研究所
-
片岡 章俊
日本電信電話株式会社nttサイバースペース研究所:龍谷大学理工学部
-
片岡 章俊
日本電信電話(株)nttサイバースペース研究所
-
大室 仲
NTTサイバースペース研究所
-
栗原 祥子
日本電信電話株式会社NTTサイバースペース研究所
-
日和崎 祐介
日本電信電話株式会社NTTサイバースペース研究所
-
森 岳至
日本電信電話株式会社nttサイバースペース研究所
-
大室 仲
日本電信電話株式会社 NTTサイバースペース研究所
-
栗原 祥子
日本電信電話株式会社 Nttサイバースペース研究所
-
森 岳志
NTT研究所
-
森 岳至
日本電信電話株式会社nttサイバニスペース研究所
-
日和崎 祐介
日本電信電話株式会社NTTメディアインテリジェンス研究所
関連論文
- 重み付き最小二乗逆フィルタ計算による雑音・残響環境下での音声強調処理の品質改善(電気音響,音響一般)
- PHS伝送路におけるITU国際標準8kbit/s CS-ACELPの品質評価
- クロストークキャンセラを用いたステレオ信号の受聴領域拡大方式(電気音響,音響一般)
- 音声認識による会議情報保障支援に対する聴覚障害者の心的負担の分析(聴覚障害,HCGシンポジウム)
- 音声認識による会議支援情報保障システム使用時の話者及び訂正者の負担度の評価(福祉と知能・情動・認知障害,福祉と音声処理,一般)
- CS-ACELPの品質評価 ((特集)ITU国際標準8kbit/s音声符号化方式)
- CS-ACELPのLSPとゲインの量子化法 ((特集)ITU国際標準8kbit/s音声符号化方式)
- CS-ACELPの基本アルゴリズム ((特集)ITU国際標準8kbit/s音声符号化方式)
- 演算精度及び処理量を考慮した広帯域CELP
- 7kHz帯域音声符号化法の検討 : 16kbit/s 10ms-frame CELP
- 可聴音骨伝導を併用するフルオープン型超音波イヤホン(電気音響,音響一般)
- スピーカとフル・オープンエア型ヘッドホンを併用した2チャネル再生における両耳間差の補償
- 音声のスパース性を利用した拡声通話システムのためのハウリング抑止方法(音響測定/音場解析/一般)
- 高パケットロス耐性を有する広帯域音声符号化法(音声, 聴覚)
- 僅少な品質差を問題とする音声符号化方式の品質評価 (情報表現学科特集号)
- 音声特徴量並行送信によるバーストパケットロス耐性の向上(一般)
- ITU-T G.729音声符号化方式拡張のための品質評価(音声,聴覚)
- 8 kbit/s 音声符号化ITU-T標準の演算量削減版 (Annex A)勧告の経緯と品質評価(情報表現学科)
- 8kbit/s音声符号化ITU-T標準の演算量削減版(Annex A)勧告の経緯と品質評価
- 高齢者を対象にしたIMT-2000用音声符号化方式AMRの明瞭度評価
- ITU-T勧告G.729Annex C+, F, G, H, Iの性能評価
- ITU-T勧告G.729Annex C+,F,G,H,Iの品質評価
- ITU勧告G.729の拡張と品質評価
- 位置が未知である複数マイクロホンアレーと距離測定スピーカを用いた音源位置推定(電気音響,音響一般)
- 残響抑圧処理による音声品質改善効果の要因分析(電気音響,音響一般)
- 音源位置の推定情報を用いた特定の2次元領域内の強調収音(立体音響/音楽音響/一般)
- 重み付き逆フィルタ計算による残響抑圧と雑音抑圧の組み合わせ手法(音場制御/一般)
- 複数の小型マイクロホンアレーと超音波距離計測を用いた高精度話者位置推定(立体音響・トランスデューサ/一般)
- 雑音環境下における報知音伝達システムとその有効性(福祉工学)
- 残響抑圧処理における音声品質決定要因の因子分析(ブラインド信号処理/一般)
- 音声認識を通した不完全な出力結果に対する聴覚障害者の了解性と満足度の分析(ヒューマンコミュニケーショングループ(HCG)シンポジウム)
- 音声認識を用いた会議支援情報保障システムに対する話者の発話行動の分析(ヒューマンコミュニケーショングループ(HCG)シンポジウム)
- 周囲雑音に囲まれたエリアの強調収音
- 重み付き最小二乗逆フィルタ計算による雑音・残響環境下での音声強調処理の品質改善
- G. 729拡張6.4kbit/s音声符号化法
- 周波数領域探索を用いたCELPによる広帯域符号化
- G. 729とスケーラブルな16kbit/s広帯域音声符号化
- CELP符号化における音楽信号の品質向上
- 聴覚障害者支援を目的とした振動による報知音の伝達方法とその有効性(福祉工学)
- K-090 聴覚障害者支援のための警告報知音の到来方向の伝達方法(K分野:ヒューマンコミュニケーション&インタラクション)
- 聴覚障害者支援を目的とした報知音の振動呈示による伝達方法とその有効性の検証(福祉と音声処理及び一般)
- K-065 聴覚障害者支援を目的とした報知音の振動呈示の有効性について : 健聴者による検討(K.ヒューマンコミュニケーション&インタラクション)
- A-19-4 聴覚障害者への振動呈示方法に関する基礎検討(A-19. 福祉情報工学)
- A-19-9 聴覚障害者のための警告・報知音の伝達方法に関する検討
- IPネットワーク経由で配信される音響信号のための同期再生技術(音楽情報処理)
- CS-ACELP音声符号化装置と応用システム ((特集)ITU国際標準8kbit/s音声符号化方式)
- A-4-18 音響エコー抑圧のための高精度エコーパワー推定(A-4.信号処理,一般セッション)
- 信号中の雑音比率に基づく雑音パワー推定とその雑音抑圧性能(音響信号及び音声処理、エンハンスメント/一般)
- 多チャネルオーディオ通信におけるエコーキャンセラ技術
- 過去の誤差信号を用いないアフィン射影アルゴリズムの実現とその音響エコーキャンセラへの適用(音声, スマート信号処理とその画像・音声処理への応用論文)
- 音響エコーキャンセラのための学習同定法のロバスト化(電気音響, 音響一般)
- 周波数領域における送話信号選択を用いた多チャンネルエコー抑圧処理に関する検討
- AS-4-3 高臨場感通信に求められるエコーキャンセラとその課題 : ステレオから多チャンネルへ(AS-4. 多チャンネル音響信号処理, 基礎・境界)
- 過去の誤差信号を用いないアフィン射影アルゴリズムの検討 : 音響エコーキャンセラへの適用(立体音響・音場制御/一般)
- 学習同定法のロバスト化と音響エコーキャンセラへの適用(マイクロホンアレー・ブラインド分離・音源位置推定/一般)
- 高次統計量を用いた周波数領域エコーキャンセラの検討
- 可聴骨伝導を併用した超音波ヘッドホン
- 拡声通信会議における秘話方式についての一検討
- F1サーキットにおけるSAFIAをベースとした音声通信用雑音抑圧方式(電気音響, 音響一般)
- F1サーキットにおけるSAFIAをベースとした音声通信用雑音抑圧方式
- 音源分離方式SAFIAを用いた高騒音下における近接音源の分離抽出(電気音響, 音響一般)
- 音源分離方式SAFIAを用いた高騒音下における近接音源の分離抽出
- 残響下における音源分離方式SAFIAの性能改善(電気音響,音響一般)
- 音源分離方式SAFIAをベースとした高騒音下雑音抑圧 : F1サーキットヘの挑戦(音響と音声処理・音声強調,ロバスト音声認識,一般)
- 音源分離方式SAFIAをベースとした高騒音下雑音抑圧 : F1サーキットへの挑戦(音響と音声処理・音声強調,ロバスト音声認識,一般)
- ステレオエコーキャンセラのためのチャネル間相関変動を強調する周波数領域適応アルゴリズム(電気音響,音響一般)
- A-4-48 ステレオエコーキャンセラのEcho Path Imbalance問題について(A-4. ディジタル信号処理)
- スペクトル構造の異なる二つの高調波複合音による先行音効果
- ハウリング抑圧マイクロホンアレイ
- 焦点形成スピーカアレーに対する空間窓の効果
- 聴覚障害者支援を目的とした報知音の振動呈示による伝達方法とその有効性の検証(福祉と音声処理及び一般)
- 補助情報を用いたG.711の広帯域化(音声,聴覚)
- ITU勧告G.729の拡張と品質評価
- 浮動小数点版CS-ACELP (G.729) の検討 : G.729ソフトウェアCODEC
- 音声データ同時伝送システム用音声符号化方式と品質評価
- 音声データ同時伝送システム用音声符号化方式と品質評価
- 11.2kbit/sサブバンド広帯域音声符号化
- D-14-11 パケット通信向け低遅延広帯域音声符号化法の検討
- D-14-6 等間隔パルス列による雑音励振源符号帳
- マイクロホンと音源位置の同時推定における推定誤りの低減 : ローカルミニマム問題の解決手法(アレー音響信号処理/一般)
- リアルタイム残響抑圧処理のためのFFTを用いた共役こう配法の高速化(電気音響,音響一般)
- エリア内の再生特性を考慮した音の局所的再生
- 通信会議における1チャネル突発性雑音抑圧
- チャネル間相関行列と音声の白色化フィルタを用いたSemi-blind残響抑圧(電気音響, 音響一般)
- STSA推定に基づくエコー抑圧処理のゲイン強調化方式(電気音響, 音響一般)
- ビット反転感度の違いに基づくG.729音声符号化の秘話方式(音声,聴覚)
- 方向別自動音量調整マイクロホンアレー(電気音響,音響一般)
- 広範囲収音可能な自動音量調整マイクロホンアレイ(マイクロホンアレー・ブラインド分離・音源位置推定及び一般)
- 位置が未知である複数のマイクロホンを用いたブラインド音源位置推定
- 複数仮想音源を用いた適応型マイクロホンアレー
- マイクロホンアレイとエコーキャンセラの組み合わせに関する検討 : 指向性制御により生じるエコー経路変動に対してロバストなエコー消去法
- マイクロホンと音源の位置が未知である場合の位置推定
- 雑音抑圧及びエコー抑圧機能を備えた音響エコーキャンセラ(電気音響,音響一般)
- 調波構造の強調と帯域別抑圧を組合せた1チャネル突発性雑音抑圧
- FM帯域信号を対象としたエコーリダクション : ダブルトーク中の音響結合量推定の実現(ANC・エコーキャンセラ・ノイズキャンセラ/一般)
- 処理遅延を削減した1チャネル雑音抑圧(電気音響,音響一般)
- スピーカ配置を考慮した音場の局所化
- エコー抑圧量向上のための周波数領域ゲイン係数の強調(マイクロホンアレー・ブラインド分離・音源位置推定/一般)
- ITU-T標準8kbit/s音声符号化のビット誤り感度について
- ITU-T標準8-kbit/s音声符号化(CS-ACELP)