補助情報を用いたG.711の広帯域化(音声,聴覚)
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概要
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本論文は,広く普及しているG.711符号化を使用する電話帯域音声通話端末とビットストリーム互換で対向接続可能である帯域拡張(7kHz)符号化方式を提案する.提案方式はG.711ビットストリームへの埋込を可能とするため,600bit/sという制限の下で7kHz帯域のスペクトル包絡をG.711復号音声のLSPパラメータを利用して量子化する方法と,拡張帯域の駆動残差信号のゲインを周波数領域で調整する方法を用いることを特徴とする.主観品質評価の結果,帯域拡張された音声はG.711音声より好ましいと判定され,ACR試験では広帯域音声としてG.729.1(14kbit/s)とほぼ同等の品質であることを確認した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2008-04-01
著者
-
片岡 章俊
日本電信電話株式会社NTTサイバースペース研究所
-
片岡 章俊
日本電信電話株式会社nttサイバースペース研究所:龍谷大学理工学部
-
片岡 章悛
日本電信電話株式会社nttサイバースペース研究所
-
片岡 章俊
日本電信電話(株)nttサイバースペース研究所
-
林 伸二
尚美学園大学芸術情報学部情報表現学科
-
森 岳至
日本電信電話株式会社nttサイバースペース研究所
-
林 伸二
尚美学園大学
-
森 岳志
NTT研究所
-
森 岳至
日本電信電話株式会社nttサイバニスペース研究所
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