聴覚障害者支援を目的とした振動による報知音の伝達方法とその有効性(福祉工学)
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概要
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聴覚障害者支援を目的として,筆者らは日常生活における様々な警告・報知音を伝達する方法を検討した.まず聴覚障害者が振動の鳴動パターンのみで判別が可能かどうかを検証するため,まず最も鳴動パターンから判別がしやすいと思われる家電装品等で用いられるビープ音による「報知音」を対象に,健聴者,聴覚障害者それぞれを対象とした実験を行った.その結果,聴覚障害者は健聴者が音で報知音を聞く場合と同程度の判別力をもつことが分かった.更に事前に情報を与えると判別力が向上することを確認した.次に一つの実現形態として報知音を自動的に鳴動パターンを保持したまま振動で伝達する方法を提案した.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-12-01
著者
-
古家 賢一
日本電信電話株式会社NTTサイバースペース研究所
-
片岡 章俊
日本電信電話株式会社NTTサイバースペース研究所
-
片岡 章俊
日本電信電話株式会社nttサイバースペース研究所:龍谷大学理工学部
-
片岡 章俊
日本電信電話(株)nttサイバースペース研究所
-
織田 修平
日本電信電話株式会社NTTサイバースペース研究所
-
織田 修平
NTTサイバースペース研究所
-
古家 賢一
日本電信電話株式会社 Nttサイバースペース研究所
-
古家 賢一
日本電信電話/nttサイバースペース研究所
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