リエンジニアリングに向けた擬ブロック分割によるシステム構造再定義手法
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概要
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ダウンサイジングによって既存ソフトウェア資産を有効に活用し, 短期間で新システムを構築するためには, リエンジニアリング指向の設計手法が必要となる.しかし, この手法に関しては概念的や総括的な議論はあるものの, 構造設計に焦点をあてた実用的な手法の提案はない.本論文では, 連結性と切断可能性という有向グラフの本質的な性質をもとに擬ブロックを定義し, システムの擬ブロック分割を行うことによって, システム再構造化のための一手法としてシステム構造再定義手法を提案する.提案手法の特徴はソースコードの詳細解析までは必要とせず, 他人が設計したシステムでも客観的に構造を再表現するところにある.また, そのためには分割と分離の間に位置するような分断という概念の必要性も提言する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1998-07-25
著者
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