トレリス符号のブロック誤り確率の評価について
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概要
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本論文では,加法的白色ガウス雑音通信路におけるトレリス符号のブロック誤り確率を評価する一手法を提案する.本手法では,ビタビ復号を行う場合の最ゆうパス上の状態が正しいか否かに着目する.まず状態が正しい確率と,正しい状態の次の状態が正しい確率の評価をシミュレーションにより行う.そして,それらの値から簡単な計算で任意のブロック長についてのブロック誤り確率を算出する.状態数2^4,2^5,2^6の8値PSK Ungerboeck符号について,ブロック誤り確率のシミュレーションの結果と今回の近似計算によって得られた値が非常に近いことを示し,本手法の有効性を確認する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1995-06-25
著者
-
山本 宙
大阪大学大学院基礎工学研究科情報数理系
-
嵩 忠雄
奈良先端科学技術大学院大学
-
藤原 融
大阪大学基礎工学部情報工学科
-
山本 宙
大阪大学基礎工学部情報工学科
-
高田 豊雄
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
高田 豊雄
岩手県大 大学院ソフトウェア情報学研究科
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