多値画像情報における視覚的秘密共有を用いたデジタル透かし技法
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概要
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多値画像情報に対するデジタル透かし技法を提案する。デジタル透かしとは、デジタル著作物の再利用・再配布を防止するための技法の一つであり、万一ユーザが不正に情報の再配布を行った場合に、その不正ユーザを特定することを目的としたものである。本稿で提案する手法は画質を劣化させず、かつ不正ユーザからの妨害操作に対しても強い耐性を持つことを示す。また、本方式は視覚的秘密共有技法を利用しているため、従来の技法で必要とされていた、透かし情報と配布先ユーザ名との関係を記録するデータベースが不要である。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 1996-07-22
著者
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