多元ブロック符号に対する逐次型消失・誤り訂正復号法の改善について(フレッシュマンセッション,フレッシュマンセッション,一般)
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概要
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多元ブロック符号に対して,復号複雑度が非常に小さい消失・誤り訂正復号法を複数回用いる軟判定逐次型復号法を対象とする.復号法内部では,受信系列の硬判定系列と予め与えられたテスト系列集合の各系列の和を入力として消失・誤り訂正復号法が複数回実行される.計算機模擬によって,テスト系列集合が誤り制御特性に多大な影響を及ぼす事が示されている.本論文では,消失・誤り訂正復号法に適した候補テスト系列集合を構成し,その候補テスト系列集合から対象とする通信路の性質を忠実に反映させてテスト系列集合を選択する方法の提案を行っている.2値位相遷移変調方式を用いた加法的白色ガウス雑音通信路に於て,提案選択方法によるテスト系列集合を用いた逐次型復号法が,従来の逐次型復号法よりも優れた誤り制御特性を持つ事を計算機模擬によって示されている.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-07-21
著者
-
嵩 忠雄
奈良先端科学技術大学院大学
-
嵩 忠雄
奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科
-
嵩 忠雄
広島市立大学情報科学研究科
-
嵩 忠雄
大阪大学基礎工学部情報工学科
-
得重 仁
徳島大学大学院 ソシオテクノサイエンス研究部
-
Fossorier Marc
ハワイイ大学
-
安陪 利明
徳島大学大学院先端技術科学教育部
-
得重 仁
徳島大学
-
嵩 忠雄
広島市立大学
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