ランダマイズ10進2進変換テーブルを用いた擬似乱数生成法の改良とその評価
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概要
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暗号で用いる疑似乱数は統計的に偏りがないことに加え, 乱数列の任意の一部から他のビットをまったく推測することができない, という性質を有していることが望ましい. メテオーラ・システム株式会社ではワンタイムパッドのような, 同期式ストリーム暗号での使用を目的とした疑似乱数発生器を提案している. 提案されている方法は10進数乱数を生成し, そこから1桁ずつ取り出し, テーブルを用いて0か1に変換するというものである. 本論文では, このような疑似乱数生成法について, そのパラメータを変化させて得られる, いくつかの疑似乱数発生器を構成し, それらに対して統計的検定を用いて評価を行った.
- 1999-07-23
著者
-
楫 勇一
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
嵩 忠雄
奈良先端科学技術大学院大学
-
嵩 忠雄
広島市立大学情報科学研究科
-
嵩 忠雄
大阪大学基礎工学部情報工学科
-
嵩 忠雄
広島市立大学
-
楫 勇一
奈良先端科学技術大学院大学
-
中前 健太郎
広島市立大学情報科学部
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