センサネットワークにおける有限幾何を利用した鍵事前格納方式
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概要
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本研究では,センサネットワークにおける鍵共有方式について議論する.暗号鍵を事前に共有することは,信頼できないネットワーク上で安全な通信を実現するために必須となる要件である.しかし,センサネットワークを構成するセンサノードは非常に小さな計算資源しかもたないため,汎用のコンピュータネットワークで広く用いられている鍵共有方式を利用することは現実的でない.これに対し,ノードを配布する前に,ノード内にあらかじめ複数の鍵を格納しておく鍵事前格納法が有効であると考えられ,EschenauerやChanらは,鍵をランダムに格納する手法を提案している.本研究では,鍵の選択に代数幾何的な性質を利用することを考える.従来法よりも優れた鍵格納法を提案し,その性能を解析的に評価する.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-09-06
著者
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楫 勇一
奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科
-
毛利 寿志
奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科
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楫 勇一
奈良先端科学技術大学院大学
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毛利 寿志
奈良先端科学技術大学院大学
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松本 律子
奈良先端科学技術大学院大学
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